指先で描く淡い日常

NEWS手越祐也・ジャニーズWEST中間淳太担のジャニヲタが好き勝手語るブログ

私がCDを買う理由

私はCDが出れば、曲が好きだろうが嫌いだろうが購入する。初回A.B、通常と3種類あればたいてい全種類買ってしまう。

これは最近CDが売れなくなっているという音楽業界から考えれば希少な存在かもしれなくて、ジャニヲタの世界ではごくごく普通のことである。

 

先日、友人にこんな質問をされた。
“どうしてCDを買うの?”
逆に私からしてみれば、どうしてCDを買わないの?という話なのだが、友人は黙ってしまった私に向かって続けた。
 
“アルバムを買うのはわかるよ。でもシングルを買う意味は?ちょっと待てばアルバムに入るじゃん。しかも全種類買うとかよくわからない”
これが世間一般の意見なのだろうか。
私にとってCDを買う、というのは数ヶ月に一度ある普通のことで、全種類買う、というのも慣例になりつつあることだ。考えてみれば、そこには“買わなければいけない”という義務も混じっているような気がしない…こともない。
 
“なぜCDを買うのか”
そう聞かれて、私は答えにとまどった。好きだから買う。それはそうなのだけれど、それだけではない気がしたのだ。
しばらく考えて、私は気がついた。私がCDを買うのは、“その時代に彼らのファンであった証が欲しいから”だ。
 
私がジャニヲタになったのは4年ほど前で、そこから発売された好きなグループのCDは少なくとも1枚、私の手元にある。昔のアルバムなんかもレンタルし、たいていの曲は知っているつもりだった。
1年前、私はNEWSのコンサートに行った。その時点でファン歴は3年である。たかが3年、されど3年。この3年でたくさんの曲を聴いた。なのにもかかわらず、1曲知らない歌があった。3年では、まだまだ足りなかった。隣のお姉さんが別の曲で踊っていた。私はその振りを知らなかった。いろんなファンがこの曲懐かしい!と言う。私にとってはアルバムに入っていた1曲にすぎない。私が知らない、もう知ることもできない過去を知っている人がこんなにもたくさんいる。その事が、どうしようもなく羨ましかった。
 
今さらNEWSの曲を全て網羅するのは難しいことだと思う。でも今から発売される曲は、全て知ることができる。私はもうこれ以上、知らないことを増やしたくないのだ。
それでも追えないテレビや、読めない雑誌はどんどん増えていくだろう。だけど歌だけは、アイドルとして彼らが届けてくれる大切な歌は、手元に残しておきたいのだ。
 
部屋に並べられているCDを見るたびに、発売が決まった時の、ふっと心が軽くなるような喜びや、最初に歌を聴いた時のとめどない好きが溢れる瞬間、彼らが歌番組で歌っている顔、声が浮かんでくる。大好きな人がその時活動をしていて、それを応援していた自分。大好きな人がその時歌って、それを聴いていた自分。その時代、彼らのファンであった証。
それが部屋の片隅に並んでいる。
 
CDを買う。
ただそれだけのこと。物が増えてお金が減るだけのこと。
だけどそこには買った本人にしか、ファンにしかわからない大切な宝物が埋まっている。
それを時々発掘して眺めるのはどうしてこんなに楽しいのだろう。
 
私が彼らと過ごした数年間がCDという形で小さく圧縮されている。私の青春が形を変えてそこにある。それが私が彼らのファンであった証で、CDを買う理由だ。
 
 
 
 
 
 
 
と、いろいろ書きましたが結局言いたいのはみんなCD買おう?!?!ってことです。
DVD出るから買わないとか、ライブあるから買わないじゃなくてCD買おう?!!?!?!
たった1枚が今後の活動を左右するかもしれないんだから。
次に発売されるCDが最後の作品になってしまう可能性だってないわけじゃないんだから。