浮気したくてしてるわけじゃない
淳太くんのなにわぶ誌がつらい。
”浮気してたあなたへ”
もはや浮気じゃないんだ。本気なんだよ。
胸を張って言えることではないけど。
なんだかわからないけど、淳太くんの言葉が刺さる。いたい。
一番痛いところを、一番痛い武器で思いっきり突かれたような。
夕日に向かって走り出したい。
誰もいない浜辺で「バカ野郎ーーー!」って叫びたい。
なんだかとってもつらい。
といっても私はこの夏、特に浮気っぽいことはしていない。
コンサートも行ってない。
ただテレビの前で、ジャニーズWESTとNEWSを見ていただけだ。
淳太くんにとって、浮気はどこからなのだろう。
他のグループのコンサートに行ったら浮気?
CD買ったら浮気?
テレビの前で「カッコイイ」って言ったら浮気?
わからないけど、たぶん私は浮気者に入ってしまうんだろうな。
掛け持ちって、こんなにつらいのか。
でも、私はタイトルにもあるように「浮気したくてしてるわけじゃない」のだ。
淳太くんはなにわぶ誌で、「うそ。戻っておいで」なんて言ってるけど。
それが元いた場所に戻れという意味なら、私はジャニストのファンをやめることになるんだよ。
最初に好きだったのはNEWSなのだから。
どちらかと言うとジャニストのほうが浮気相手なのだ。
今では完全に本気になっているけど。
グループはとっても甘いフルーツなのだと思う。
各フルーツ(グループ)ごとに、味が違う。
どんなに系統が似ていたって、別のもの。
同じ関西グループだからといって、関ジャニ∞とジャニストが同じ味なわけではないし、
二人組みだからといって、キンキとタキツバが同じことをしているわけでもない。
すごくわかりづらい例えになると思うけど聞いてほしい。
私はNEWSファンという道を、NEWSというフルーツを大量に抱えて歩いていた。
途中、他の道(他のグループ)が気になったことはあったけれど、
なんだかんだで、寄り道してもたどり着くのは元のNEWSの道だった。
そこにいきなり現れたのはジャニーズWESTという森。
この先には、とっても甘いフルーツがあるかもしれない。
でも、ないかもしれない。
私には、覚悟がなかった。
手元にある大量のフルーツ(NEWSとの思い出、未来)を捨ててしまえるほどの覚悟なんてしなくていいと思った。
ちょっと見にいってみよう。
そんな軽い気持ちでその森に足を踏み入れた。
でも、そこにはあった。
とっても甘いフルーツが。NEWSとは違う味の。
はまった。
”ちょっと見にいってみよう”が、こんなことになるなんて。
そこにあるフルーツがNEWSより全て優れていたらよかったのだ。
歌もダンスもトークも顔も性格もメンバーの関係性も全部全部NEWSより優れていたら。
そうしたら、私はその時NEWSを捨てていたかもしれない。
でも違った。
NEWSにはNEWSの良いところと悪いところがあり、WESTにはWESTの良いところと悪いところがあった。
正直に言うと、曲はNEWSのほうがいいと思う。
そりゃ最近のNEWSはトンチキソングとサッカーソングばっかりだが、ジャニストもなかなかだ。
ズンドコパラダイスは申し訳ないが、どうも好きになれない。
カップリングはNEWSのほうが好きだし、一番好きな曲は何?と聞かれたら、私はNEWSの曲を答えるだろう。
だが、ダンスだとジャニストのほうが好きだ。
みんなそろっている。
NEWSのバラバラさは、もう笑ってしまう。
チュムチュムのジャンプのところはひどかった。
だけど、ジャニストのバリ ハピのバク転はすごい。
あんなにそろうことに感動すらした。
だから、抜け出せないのだ。
二つのフルーツの甘いところを味わってしまったから、もうどちらも捨てられない。
NEWSという道に戻る方法もわからない。
ジャニスト一本の道もどこにあるのかわからない。
結局私は森に足を踏み入れ、ジャニストというフルーツを見つけた場所から一歩も動いていないのだと思う。
動く気すらない。
そして私はこの中途半端な感じが好きだ。
ひとつのグループの色に染まっていた、鮮やかな頃にはもう戻れない。
二つのグループの色が混ざった、曖昧で、淡い色が大好きだ。
淡い日常が、一番落ち着くのだ。
掛け持ちは、アイドルからもらえる愛が2倍だ。
私から与えられる愛だって2倍だ。
その分出費も2倍で、傷つく事だって2倍なのだ。
掛け持ちは、驚くぐらい楽しくて、驚くぐらいつらい。
結局掛け持ちは±0だ。
あの淳太くんの文章を読んで泣きそうになった。
けど、私には泣く資格なんてないだろう。
私は「浮気してごめんね」なんて謝る気はないし、そもそも淳太に怒られる筋合いなんてない。
浮気させたのはそっちだ。
NEWSを全て上回れなかったのはそっちだ。
NEWSより全て劣ってなかったのもそっちだ。
浮気を本気にさせたのもそっちだ。
なれるなら。
なれるなら、純粋でキレイな一途ファンになりたい。
淳太くんの望むジャスミンになりたい。
でも、もう、どうしようもないのだ。
1月にジャニーズWESTのコンサートツアーが始まる。
当たるかどうかはわからないが、当たれば行く予定である。
そこでなにわぶ誌の言葉通り、ジャニストには誰も敵わないと思わせてくれるのか。
なんだかんだ一途な子も浮気者も、コンサート中はまるっとみんな愛してくれる淳太が好きだ。
キライになれないから、ズルイ。
ここまで書いたことは全て私が思っていることであり、
掛け持ち反対派の人からすれば、何を言い訳しているんだ。という感じだと思うが、大目に見てほしい。
この記事を読んで感じた不平不満はそれこそ誰もいない浜辺で「バカ野郎ーーー!」と叫んで発散してほしい。
1ヵ月後ぐらいにこの記事を読み直したら、とんでもなく恥ずかしいと思う。
でも今はとりあえず、心の感情メモとしてこの記事を書いている。
こんな、バカみたいなことをだらだら語れるのがジャニヲタなのだ。
こんな、恥ずかしいものを世間の目に晒すことができるのがジャニヲタなのだ。
それでも、この日々がとんでもなく楽しい。
やっぱりジャニーズという世界自体が、±0なのかもしれない。
追記10/11
続き書きました。
この記事よりちょっと辛口めなので注意。